コミュニケーション上達法>愛情表現の大切さ

愛情表現の大切さ

それでは前回の話をもう少し詳しく見ててみましょう。

筋道だった話し方とは、数学的な考え方から生まれます。
しかしそれはコミュニケーションの本筋から外れていることは言っておかなければなりません。

数学的に筋道立った話というのは、こちらから一方的に相手に伝える場合です。
これは主に、必要事項を伝える様な、仕事上の連絡やプレゼンなどに使うべきです。

日常生活でコレをやられると実は、あまり気持ちのいいものではありません。
そこには愛情表現がないからです。
数学的な話し方とは相手から見ると、愛情の無い、反論する余地のないような窮屈なコミュニケーションになってしまうからです。

もちろん、日常的なコミュニケーションでも、相手に伝わりやすい表現を心がけるべきなのは同じ。
しかし相手を説き伏せるような、数学的な表現が適しているとは思えません。

筋道立った話し方の中にも、相手の気持ちを汲み取る事を決して忘れないようにしましょう。
結局気持ちの問題になってしまうのですが、同じ筋道だったわかりやすい話し方でも、
相手を思う気持ち〜言い換えれば愛情〜があるかないかでまったくの別物になってしまうのです。そしてその愛情は積極的に表現していくべきです。
マイナスになることは何一つないのですから。

コミュニケーションの取り方も、TPOに合わせて使い分けられるようになるといいですね。
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