コミュニケーション上達法>チームプレイとスタンドプレイ

チームプレイ スタンドプレイ

お笑い芸人や噺家さんのような本当に話がうまい人というのは、なかなか身近にはいないと思います。
ただ自分が話して相手を楽しませる、なんて事は並大抵のことではありません。
漫才の様な、緻密に考えられたものでさえ、ウケないこともあるのです。

自分の知っている事や得意分野になると、ついがんばってスタンドプレイをしてしまいがちです。
知識を披露する事は決して悪いことではないのですが、
果たしてそれは相手が楽しめているのでしょうか。

相手もそれに興味があり、楽しんでいるようなら何の問題もありませんが、そうでない場合、
始めに話したとおりスタンドプレイで相手を盛り上げるのは大変な技術が必要です。

会話とは一種のスポーツだと考えてみましょう。

おたがいの空気を感じ、今は相手が話す番。いわば自分はディフェンスです。ただボーっと突っ立っていては
すぐにゴールを決められてしまいます。相手の動きに合わせて動きましょう。しかし本気で守ってはいけません。
あくまで遊びです。
そして相手の話が一段落ついたら、今度はコッチのオフェンスです。話をゴールまで運べるときもあれば、
途中でカットインされてしまうかもしれません。

くだらない例え話ですが、こんな風に
相手と会話を楽しむ事によって自然と自分の言いたい事も言える。これが理想的ですよね。
プロの芸人ではないので、スタンドプレイに失敗しても落ち込むことはありません。

相手とチームプレイをして、楽しい会話の時間を作ってみてはいかがでしょうか。